ロンドン、ますます寒くなって来ました。
気温が下がると飲みたくなるのがミルクティーと赤ワイン。
冬の長い🇬🇧生活には欠かせません。(イギリスに来たばかりの時はアルコールは殆ど飲めなかったのに・・・😅)
さて今日はお酒飲める人にはもちろん、飲めない人にも。 めちゃめちゃお勧め!! なワインバーをご紹介しますね。
飲めない人でも楽しめる! まるで探検気分のワインバー
地下鉄はEmbankment駅を降りて(ナショナルギャラリーや中華街あたりからも頑張れば歩けますよ〜!15分くらいかな??)駅出て数十メートル、本当に駅すぐの所にあるココです!
Gordon’s Wine Bar(ゴードンズワインバー)
今初めてレビュー見たんですけど、Googleで2.240レビューで星4.6って凄くないですか。
評判良いのは知ってましたけど、おそるべし👀です
上の写真で見てもらうとわかると思うんですが、左の比較的大きな通りに面した部分はまるでワイン屋さんのような?うっかり見過ごしてしまいそうな、どこにでもある感じの雰囲気です。(でもこれ実は壁だけで。ここからはお客さんは入れません)
この雰囲気ある街灯の右の通路を柵を超えて下に降りていってくださいね〜^^
暗く細い階段を下に恐る恐る(笑)降りて行くと〜
じゃーん(←古い)
なんと
こんな別世界が広がっているんです✨☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆(←思わず顔文字)
これは、ワク・ワク・ワク ではないですか!!
樽がテーブルに。
おっと、何気に印象派のマネの絵なんかもありますね。
ロイヤルファミリーの写真が。
こちらもこちらで、歴史を感じさせます。
奥はこんな感じです。
ほら穴感がたまりません。 天井めっちゃ低く見えますが、実際は普通に立てるくらいの高さです。
反対側は
なんか檻みたいになってますけど。何に使われていたんでしょう。気になります。
席はあちらこちらに。決して席数は少なくはないと思います。(でも夜なんかはどこに席があるかわからないくらいに混みます!)
このワインバーはなんとロンドン最古。1890年にゴードンファミリーによって開かれ、今もファミリービジネスとして続いているお店です。
さてさて気になる食事。
って、もう何か頼む前にすっかり雰囲気で満足してひたっちゃってたりするんですが、一応どんなものがあるのかをご紹介。
基本的には、パンとチーズ、サラダバー。 そしてその日のメニューが数品日替わりであります。
入り口近くのこのカウンターから注文。右でパン➕チーズやホットフードをその場でサーブしてもらいます。
多分サラダバーだけでも頼めるけど、温かい食べ物を頼むとサラダバーが自動的についてくるって感じです。
写真はないけど、チーズは結構力入れているようで、たくさん種類もあるし、味見もさせてくれます。
値段は結構高いけど、その価値はあると思う。 (←多分、1スライス➕パンでいくら、2スライス➕パンでいくらとかそういう設定。)
2スライスとパンで11ポンド(1500円くらい)か13ポンドくらいじゃなかったかな?(すみません、正確には覚えてない)
う・・・高い(特に、お料理と共に頼むと)
と思うんですがたっぷり量あるんで、分け分けすれば問題なしな感じです。(私はシェアしても食べきれずにこっそりお持ち帰りしました)
レストランで食べる量というか、チーズ屋さんで買った一切れ的な量で来ますので、間違っても各自二種類ずつとか頼んじゃうときつい感じです(笑)
クリーミーなブルーチーズとか、クセなくて凄く美味しくて。
一緒に行ったブルーチーズ苦手な義母も美味しいと食べてました♪
スティルトンっていうイギリスのブルーチーズとか、日頃「ブルーチーズはちょっと・・・」という方でも是非一度試していただきたいです。意外にも嫌なクセがなくて、とても美味しいですよ♪
やっぱりワインにはチーズですよね。是非試していただきたいです\(^o^)/
さてこちらは温かいお料理。
この日はポークのスローロストとチキンのココナツミルク煮(カリーだったかな?)にしました。
これは結構美味しくてすっかり気に入ってしまいました♪
とても美味しかったので、頼みすぎたねーなんて言いながらも完食しました。
雰囲気を味わう為に行って、お料理には特に期待していなかったので嬉しいサプライズ。
でも、二度目訪れた時は食べ物はちょっとイマイチだったかな?
ローストビーフサラダと、スコッチエッグ。
うーん、スコッチエッグだねぇ。 ローストビーフだねぇ。
という感じで特に感動はありませんでした。(でも決してまずくないよ!)
そもそも、一度も感動した事ないから、スコッチエッグというものがそんなに好きではないのかも(笑)
温かい食べ物の注文は12時以降
二度目は開店直後に行ったのでまだフードが出来てなかったんですね。
なのでバーカウンターのお兄さんがオリーブを一皿サービスしてくれたんですが(優しい〜)他にフライドポテト(チップスって言います)とかないの?と聞いたら、あるよ~と。
でも実際はお店にはなくて、近くのお店に買いに行くシステムだったという 笑
ワインも並々注いでくれて、更には残り少ないからとボトルまで持って来てくれました。
う〜ん、この雰囲気。
地下のせいか、妙に落ち着くんです。時間が止まっているような感覚に包まれるというか。
当時生後半年くらいだった息子も、二度とも妙に落ち着いて機嫌良く過ごしていました♪
さて気になるここ 私自身子供が二人いるので、Aliceブログでは毎回レビューにはここの点触れて行こうと思います
子連れでも行ける??
チャイルドフレンドリーな場所というわけではないですが、特にルールはないみたいです。
お酒を出す所ですから、パブなんかも基本的にレストランエリア以外は夜8時以降はダメ、とかそういうルールはあると思います(イギリス全土で、基本的に8時以降子供はバーのあるエリアには入れません)。 昼の利用であれば大丈夫です。
大人だけでゆっくり楽しみたい雰囲気なので進んで連れて行こう、ってところでもない感じですが・・・
訪れた時は息子がまだ生後半年くらいだったので二度とも同伴でしたが、バースタッフの方も息子に笑顔を向けてくれたり冗談を言ったりしてとても感じが良く、居心地悪い感じはしませんでした。
反対に今1歳で、ちょろちょろ動き回りたいので、そんな年頃連れだと気分的に厳しいかもしれません。赤ちゃん連れとかは特に制限なさそうですが、入り口の階段が急なのでバギー持ちは厳しいと思います!(入り口の外に置けたりするかもしれませんが)私は抱っこ紐でした^^)
小学生なんかは、大人しく出来るのであれば逆にこの雰囲気は楽しめちゃうかもしれませんね。
お勧めの時間帯
あまりに気に入ってしまい二度連続で行ったのですが、早い時間(朝11時ごろ)はまだ半分準備中で殆ど人はいませんでしたが、昼12時半頃のお昼時、夕方以降は混みます。
特に夜とか激混み! 一度数年前に夕食時に訪れましたがとても座れる状況じゃなくて、ぐるりと歩いて雰囲気だけ見て出て来た時がありました。
カウンターで食べ物を注文してバーカウンターでワインを注文するフードコート的(笑)スタイルなので、飲み物一杯でも割と気軽に中に入れます♪
夜は混み合い着席して食事をする事はほぼ不可能に近いのでお昼時がお勧め。
レビューを見ていて知ったんですが、こういう雰囲気ってDickensian(ディケンシアン=チャールズディケンズの世界)って表現する事があるみたいです。
Charles Dickens(チャールズディケンス)とは1812年産まれのイギリスの有名な作家ですが、彼の描く世界に出て来そう、って事でしょうね。
ヴィクトリア時代の労働者階級の世界でしょうか。もちろん写真や映画でしか見た事はありませんが、なんだかあの頃って服装も街も茶色&グレーな感じで、独特ですけど絵になりますよね。 なるほど。
こちらは数年前にBBCで放送された「Dickensian」というテレビ番組(BBCのサイトより引用)