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お家で本格クリスマスディナーを♪ ターキー(七面鳥)の焼き方などお役立ちレシピ公開

お家で本格クリスマスディナーを♪     ターキー(七面鳥)の焼き方などお役立ちレシピ公開

料理本とにらめっこしたりお教室に通ったり、お金と手間暇かけ究極のクリスマスの食卓を追求したらキリがないけれど、あまり手間をかけず皆に喜んでもらえるようなクリスマスの食卓が作りたい

そう思ってここ数年イギリス風(他ヨーロッパやアメリカも似た感じだと思いますが)ベーシックなメニューを作って来ました。

そんな中、今年になって

一応これだけ作ってればまず安心

的な、最速簡単な我が家のクリスマスメニューが確立したような気がするのでシェアさせてください♪

今年のクリスマスはこんな感じ。ほぼ家族だけで過ごすクリスマスでしたので器などはそこまで凝っていませんが、なんとなく雰囲気は出ているのではないかと思います。

 

クリスマスらしいメニューとは・・・

私が思い浮かべるクリスマスの食卓は、まず、絵本「マッチ売りの少女」に出てくるような、わかりやすい「ごちそう」感。

小さい頃あの物語を読む度、こんなごちそう食べてみたいなぁと空想したものでした💕

お料理を想像しただけで周りを囲む人たちの楽しそうな声までも想像出来そうな暖かみのある食卓。

やっぱりその中心にはこんがりとロースト(丸焼き)したターキー(七面鳥)やチキンの存在が欠かせません。

今回のメニュー組み立てももちろんローストを主役に。

我が家ではイギリスの有名セレブリティシェフ、Gordon Ramsay(ゴードンラムゼー)のレシピを元に簡単にアレンジして

作るのが定番です。

ローストターキー(七面鳥の丸焼き)の作り方◆チキンで応用可

♠︎レシピ♠︎

<用意するもの> 鳥まるごと  バター  ニンニク(3かけ程。ガーリッククラッシャーがあればそれで潰す。なければみじん切りかチューブ使用)

パセリ(あればフラットパセリ)みじん切り オリーブオイル少量 たまねぎ中1−2個(小さければ半分に 大きければ三等分する) レモン1つ(半分に切る)

1.ターキーまたはチキンの皮の足か首元(通常、足や首は落としてあると思うのでそこにお肉と皮に指を入れると隙間が出来る)から指を差し入れ、お肉と皮の間にフレーバーバター(2で説明)を入れる隙間を作っていく。 大型のお肉になると全体にポケットを作るのは難しいので、私は太ももの付け根など見えにくい所にもナイフでちょっと切れ目を作りそこにもポケットを作ります。

2.室温に戻したバターに潰したニンニクを加え、パセリのみじん切りを加え混ぜる。 出来上がったバターを1.で作った隙間に指で差し込んでいく。

3.首元とお尻の部分の空洞に半分に切ったレモンと切った玉ねぎとバターを詰める

4.外側にも2.のバターを少量なじませ(パセリは除いた方が良いかも)全体にオリーブオイルを軽く塗り込み、220度のオーブンにお腹を上にして入れて15分

5.一度オーブンから取り出してお腹部分にベーコンをのせ、トレー上ににじみ出て来た肉汁とバターをスプーンで全体にまわしがける

6.180度に下げたオーブンに戻して、1.5時間(3kgを超えるターキーだと2時間程度)程こんがりとした焼き目が付くまで焼く。

7.焼きあがったら取り出して、最低45分冷ます。

参考レシピ Gordon Ramsay のRoast Turkeyレシピ

クリスマスディナー準備時点でレシピ公開しようと思っておらず途中画像がないのですが、

4.の一度オーブンから出した所はこんな感じ

このベーコンとハーブバターのおかげで、後に作るグレービーソース(ローストに欠かせない肉汁ソース)が簡単に美味しく出来るのがこのレシピの好きな所!

こんな感じに焼き上がります。

ちょっと火を入れすぎたけど、なかなか綺麗に焼けたと思います。 ターキーはお肉が大きい分胸肉も大きくドライ感が出やすいのでそこをハーブバターがうまく補います。ハーブバターのおかげでしっとり焼き上がりますが、焼きすぎ防止にはある程度焼き目がついたら取り出してみて、鉄串をさしてみて中心まで火が通っているか確認してみてくださいね♪

以上です。意外に簡単ですよね♪

 

あ・・・! 今クリスマスメニューを検索していて気づきましたが、脚にホイルを巻いたりリボンを飾ったりしたらより特別なごちそう感が盛り上がるかもです。

英国ではそんな凝った事をしているのは見た事はありませんが、来年はやってみようかな・・・🦃

 

さて、メインのローストが焼きあがるのを待つ間に、サイドディッシュを作ります。

ローストはアメリカやヨーロッパ、日本など世界中で食べられているものですが、イギリスではローストに欠かせない添え物があります。

それがヨークシャープディング

プディングといってもデザートではなく、ふんわりさっくりしたパンのようなもので、肉汁で作ったグレービーソースを含ませて食べます。

これがあればパンを買ったりしなくても見た目の格好がつきやすいと思うので、是非挑戦して見て下さい♪

 

簡単!ヨークシャープディングの作り方

♠︎レシピ♠︎

<用意するもの>

卵大3個 牛乳150ml  小麦粉125g  塩ひとつまみ  ローストしたお肉から出て来た肉汁 オイル少々 マフィン用の型

1.卵と牛乳、そして塩をミキサーにかける。最低30分、冷蔵庫で休ませる。(私は二時間くらい放置してました)

2.マフィン型のそれぞれの凹みに、ローストした時に出た肉汁を半分くらい混ぜたオイルをティースープーン一杯づつ入れる。周りの壁にも少量なじませる。

3.オーブンで煙が出だすくらいまで(ここポイント)熱する

4.オーブンから型を取り出し、冷める前に一気に凹みすれすれくらいまで1.で作ったミックスを注ぐ

5.220度のオーブンで15分程焼く。しぼんでしまう可能性があるので途中で開けないように!(13分くらいの時点で私は少し扉をあけましたがそれくらい経ったら大丈夫だと思います。オーブンにより焼き時間が異なります)

6.出来上がり♪

食べる前に少しオーブンで温めなおしたり、食べる直前に焼けたらベストですが、熱いグレービーソースをかけるので冷めても大丈夫です。(さっくり感はなくなります)

参考レシピ Gordon Ramsay’s Yorkshire pudding

オイルだけでも作れますが、ここは一味、ローストから出た肉汁を加えます。オイルは私はバージンではない普通のオリーブオイルを使用しました。

ヨークシャープディングってとっても独特の見た目なので家庭で作るなんて想像もしてなかったのでこんなに簡単な材料でこんなに膨らむとは・・・👀!

ベーキングパウダーも使ってないのに。 びっくりです。

ちょっと焦げちゃったけど、良い形に焼けました♪

じゃがいもみたい(笑) 同じように作っているのにいろんな形に膨らむ。オーブン内の温度の差と関係してるのでしょうか?

 

盛り付けた時、ヨークシャープディングがあると全体の見た目が締まる気がします。英国のロースト料理に欠かせないヨークシャープディング、簡単なので是非作ってみて下さいね♪(でも買っても十分美味しいので省略も全然有りです♪)

 

お次はこれまたロースト料理のお供として大人気の、ローストポテト。周りがカリッと香ばしくて本当に美味しい♪

ごろっとパリッと香ばしい、英国風ローストポテトの作り方

♠︎レシピ♠︎

<用意するもの>じゃがいも(お好みの量 ほくほくタイプが美味しいかな?) ダックファットかグースファット(鴨やガチョウから取れる油 なければ・・・すみません、リサーチして追記します) 小麦粉少量

1.ジャガイモの皮をむいて、3,4cm幅くらいになるように切る

2.お鍋にジャガイモを入れ、半分くらい浸るようにお湯を入れ、5分程蓋をして茹でる

3.お湯を茹でこぼし、表面に軽く小麦粉を振りまぶす

4.ベーキングトレーに油を厚めに敷く(オリーブオイルなどで代用可ですが英国では伝統的にダックファットかグースファットを使います)

5.粉をまぶしたジャガイモを4.の油を敷いたトレーに並べ、軽く転がして全体に油をまぶしてオーブンに入れる

6.200度のオーブンで20分くらい焼き、焼き目がついてきたら焦げる前に一度ドアを開けて、ひっくり返せるものはひっくり返して裏面も焼き目をつける

7.良い色になってところどころうっすらぷっくり膨れて来たら頃合い

8.出来上がり♪

簡単でしょ\(^o^)/ これ本当にほくほく香ばしくて本当に美味しい。動物性脂肪を使う事でうまみが加わります。

以上三品が英国風という点では欠かせないクリスマスのレシピかと思います。

今回思った事・・・

この三品、全てオーブン使いますよねー。

タイムマネージメント⏰がなかなか難しい!

 

オーブン料理が多くなるクリスマス料理は手順が肝心!

今回私は、

ローストを手順5まで→ヨークシャープディングを焼く(ローストの肉汁を使う)→ローストの続き→焼きあがったお肉を休ませている間にローストポテトを焼く

→最後余熱でプディングをあたためる    という手順で作りました。 もっと良い手順があるかもしれませんが、そそっかしくタイムマネージメントが苦手な私が成功した順番なので、もしご参考になれば嬉しいです。

さてさてこの3品があれば大体完成したようなものですが、ここから更に我が家で良く作る、簡単サイドディッシュをご紹介します。

ブリュッセルスプラウト(芽キャベツ)と栗とベーコンの炒め物

♠︎レシピ♠︎

<用意するもの> 芽キャベツ(適量) にんにくひとかけ(薄切り) 角切りベーコン(適量) くり(甘栗のパックとかで良い) オリーブオイル 少し

1.芽キャベツの汚れている表面の葉と固い根の部分を取り除く

2.大きければ半分に切り、少し水を加えてラップをして、レンジで90秒ほどチン

3.フライパンに少量オリーブオイルを入れニンニクを熱し、香りがたったらベーコンを投入。

4.ベーコンに火が通ったら栗と芽キャベツを入れます。ざっくり混ぜたらあまり動かさず、焼き色をつけます。

5.軽く塩胡椒して出来上がり♪

芽キャベツは生っぽいと少し青臭く、柔らかいと美味しくないので火の入り方がポイント。レンジで固めに茹でたあと、炒めて最後固すぎたら少しだけお湯を加えて蓋をして硬さを調節してくださいね♪

栗はwairoseで買ったこれを使いました。

出来れば甘めの栗の方が美味しいと思います。

芽キャベツ。いつもは摘んでパックになっているものを購入しますが今回こういうのを見つけて買って見ました。特に違いは感じませんでしたが・・・^^

さてさて最後に余力があればもう一品。 簡単でローストと良く合うのでご紹介。

根菜のロースト メープルシロップ/蜂蜜仕立て

♠︎レシピ♠︎

<用意するもの>

にんじん パースニップ(白い人参のような見た目の野菜 日本にはないかもしれないので、カボチャなど焼いてもとろけない甘みのある野菜を使ってみてください もちろん人参だけでも。) メープルシロップか癖の少ない蜂蜜 クレイジーソルトなどの美味しいソルト

1.人参などの根菜をロースト用トレーに乗せて200度くらいで20分程、しっとりこんがりしてくるまで焼く。

2.取り出して、メープルシロップか蜂蜜をささっと振りかけ、ハーブソルトなどで調味。

3.出来上がり♪

簡単すぎるし見た目地味っぽいですが、甘みと香ばしさの感じがグレービーの味わいにマッチ♪ 英国では割とポピュラーなメニューです。

あ・・・すっかり忘れていました! 忘れてはならない、グレイビーソース!!!

 

グレイビーソースの作り方

♠︎レシピ♠︎

<材料>肉汁 小麦粉大さじ3−5程度 お湯500−800ml程度(人数で調整して下さい)ブイヨン(今回はクノールのリッチビーフという濃いめのものを1/3使用しました)

1. 先ほどのローストから出た肉汁をお鍋に。お湯を少し入れてそこにブイヨンを入れます。

元々の肉汁の風味が消えない程度に、少しづつブイヨンを足してね♪ 美味しいローストの肉汁はそれだけでも美味しいグレービーになります。

2.小麦粉を振り入れます。ダマにならないようにしゃもじとかで潰しながら でもだまになったら濾せばok!

3.火を通して最後また味を見て出来上がり♪

サーブする前に熱々に熱して下さい。 冷めかけたロースト肉に湯気が出るグレービーをたっぷりかけていただくのが英国流♪

カービングで大まかに切り分けた後、各自に取り分けます。

ここから更に人数が増えたりおもてなし感をアップするには、スープとカナッペやスモークサーモンなどの前菜を足して行くと良いと思います。

以上、英国風クリスマスメニューの作り方ご紹介でした。 割と簡単に出来ますので是非ご自宅でも挑戦してみてくださいね♪

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